初めての一人暮らし、初めての引越し

高校卒業後専門学校を卒業した私は、無事に春からの就職先も決まったので、職場近くのマンションに引っ越すことにした。
高校卒業後から一人暮らしをしていて、そのときの引越しでは両親が私の荷物を運んでくれたり、宅急便で送ってくれたりした。でも、今回の引越しは違う。引っ越し業者を自分で探して、見積もりもしてもらって、日時の調整なども全て自分一人で行った。そして引越し当日も、私一人でその日を迎えることになった。
引越し当日、約束の時間になると業者の人が大きなトラックに乗って、二人でやってきた。私があらかじめ荷物をまとめていたダンボールや洋服ダンスなど、大きなものや重いものも次々と部屋から運び出していった。冷蔵庫や洗濯機などは、キズがついたり衝撃を受けるのをやわらげるようにするための梱包材や毛布などで巻いてから、二人でトラックまで運んでいた。
そのとき私が住んでいたのは五階建てマンションの四階の部屋で、階段だけでエレベーターがついていなかった。それなのに、その狭い階段を、大きな家具を持ちながらスイスイと降りて行っていていたのですごくビックリした。あと衝撃的だったのは、ベッドを解体して小さな部品にしてから運んでいたことだった。
「ベッドって階段の幅通らないよなあ。どうするんだろう。」と不安に思っていたが、まさか解体できるなんて知らなかったので本当に驚いた。でも、業者さんによるとこれはあまり前のことで、ベッドを運ぶときの常識なんだとか。
引越し業者にお願いした自分での引越しは初めてだったので、業者さんの動きや荷物の運び方など、いろいろな発見や驚きがあって、とても刺激的な一日になった。